「どう接したら…」 2乳児遺棄の母、長男を虐待か(産経新聞)

 大阪市西淀川区のマンションで乳児2人の遺体が見つかった事件で、西淀川署に死体遺棄容疑で逮捕された佐久真久仁子容疑者(37)が中学生の長男(13)を虐待した疑いがあるとして、大阪市こども相談センター(児童相談所)が調査していたことが1日、分かった。

 児童相談所や長男の複数の友人の証言によると、長男は小学生のころから、目や口元にあざをつくっているのを目撃されており、友人らに「母親の機嫌が悪いと殴られる」と打ち明けていた。ランドセルや一部の教科書を捨てられたといい、リュックサックで登校していた。遠足で弁当を作ってもらえず、教員が分けたこともあった。

 長男が通う中学校は、昨年春の入学後にこうした状況を把握。通報を受けた児童相談所が昨年6月に家庭訪問した際、佐久真容疑者は暴行の事実を認め、「子供にどう接したらいいかわからない」と打ち明けたという。

 友人の1人は「よくあざをつくっていてかわいそうだった」と証言。同級生の母親は「弁当を一緒に作ってあげようかと声をかけたことがある」と話している。

 児童相談所は以後10回近く家庭訪問を繰り返し、最近は暴行はないと判断していた。佐久真容疑者の妊娠には気付かなかったという。

 西淀川署は同日、最初に遺体で見つかった男児に対する死体遺棄容疑で、佐久真容疑者を送検した。

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